オーダーメイドAIとは?会社専用AIエージェント開発の中身
オーダーメイドAIとは?会社ごとに作る専用AIエージェント
弊社代表の八木は、AIを使って新規営業を1万件回し、上場企業から受注した経験があります。これを話すと「エンジニアだからできるのでは」と言われることが多いのですが、株式会社Last Sceneがやっているのは、その仕組みを貴社専用に作り、最後は貴社の中で内製化して回せる状態まで持っていく仕事です。
今回の動画では、普段あまり語ってこなかった弊社のAI支援サービスについて、何をやっていて、どんな会社に向いていて、実際にどんな成果が出たのかを正直にお話ししています。検討中の方が一番知りたい内容だと思うので、この記事で整理してお伝えします。
新規営業1万件をAIで回した仕組み
冒頭の「新規営業1万件」の中身は、リストを作り、会社ごとに文章を少しずつ変え、送信するところまでを全部AIで自動化したものです。1件ずつ手で送ったのではなく、リスト作成から個別のカスタマイズ、送信までを一貫してAIにやらせました。人間1人では絶対に無理な量を、仕組みで解決した事例です。
弊社の事業は、この仕組みを貴社専用に作ることです。AIエージェントとは、指示をすると自分で段取りを決め、一連の作業を自律的にやってくれるものです。それを貴社の業務に合わせてオーダーメイドで作っていきます。
汎用ツールでは解決しない理由
「うちみたいな会社でそんなものを作っても意味がない」と言われることもありますが、むしろ逆です。会社ごとに業務フローや実際の作業は違うので、汎用のSaaSを入れただけでは解決しないことが多いのです。貴社のやり方や業務に合わせて作るからこそ、現場で本当に使えるAIエージェントを提供できます。ここが一番大事なポイントです。
大規模開発ではなく、具体的な作業1つから始める
AIエージェントを作るというと大規模な開発を想像されるかもしれませんが、実際は全く違います。貴社の中の非常に具体的な作業や業務のうち、1つの自動化から始めます。最初は小さく作り、効果が出たら他の業務や他の部署へ広げていく。小さく始めることが重要なポイントです。
やっていることは泥臭い業務ヒアリング
AIエージェントの会社というとITの難しい話に聞こえるかもしれませんが、実際にやっていることはかなり泥臭いです。貴社の現場に入り、誰がどの作業にどのくらい時間を使っているのか、どういう作業なのかを実際に見せてもらいます。その上で「ここは削れる」「ここはまだ人がやった方がいい」を1つずつ決め、削れるところからAIエージェントを開発して自動化を進めていきます。
ただ開発するのではなく、実際の業務を聞いて、そのヒアリングをもとに作る。ここが一番大事なポイントです。
研修やツール紹介で終わらせない
弊社は、研修をして終わり、ツールを紹介して終わり、ということは一切していません。「AI研修を受けた」「便利なツールを教えてもらった」のに現場の業務が何も楽になっていない、というパターンは非常に多いと感じています。
なぜそうなるかというと、研修やツール紹介は結局、一般的で汎用的な使い方でしかないからです。現場で使うには、その会社に合わせた超具体的なところまで踏み込んでAIを実装しないと、「便利だね」で終わってしまいます。これが一番もったいない状態です。
最終ゴールは内製化
弊社では、貴社の業務フローを1から10まですべてヒアリングして実際に見た上で、何を自動化すべきかを決め、専用のAIエージェントを開発します。そして最後は、貴社の中だけでAIエージェントを回していける内製化の状態を目指します。内製化にあたってはメンテナンスも必要になるため、Claude Codeの使い方なども含めてお伝えします。
外注しっぱなしでは外注費が変わりません。これだけAIが発達しているのに、他社に依存して無駄なコストを払い続けているケースを数多く見てきました。AIを使いこなせば、外注するまでもなくちょっとしたタスクや業務の自動化は自社でできます。常に外部に頼りっぱなしでは、AIが出てくる前と何も変わりません。だからこそ、貴社の中で自分たちでいじれる状態を最終ゴールに置いています。
AI導入でつまずく会社に共通する原因
次のうち、いくつ当てはまるでしょうか。
・AI研修を受けたが、結局現場で使われていない
・プロンプトのコツを学んだが、実際に打つのが面倒でできていない
・Claude Codeを自分で触ってみたが、最後まで実装できなかった
・業務に落とし込むところまで持っていけなかった
・Claude CodeやCodexのようなツールは知っているが、どこから始めていいかわからない
一つも当てはまらない会社の方が珍しいと思います。それくらい、皆さん同じところでつまずいています。つまずくこと自体は恥ずかしいことではありません。
原因は「AIを入れること」が目的になっていること
どれか一つでも当てはまるなら、原因はおそらく同じです。AIを入れること自体が目的になっていて、どの課題を解決するのかが先に決まっていないのです。弊社はここを一緒に整理するところから始めます。
AIを入れる前に、課題を見つける方が先です。何かの課題を解決したくて、その手段の一つとしてAIを選ぶのは健全です。しかし「AIを入れたい」だけが先行すると、「じゃあ何をするの」となってしまいます。この順番が反対になっているパターンが非常に多いと感じています。
研修を受けたことが悪いわけでも、現場のやる気がないわけでもありません。どの作業を何のために自動化するのかという最初の地図がないまま走り出しているだけです。逆に言えば、最初にそれさえ決めておけば、同じツールを入れても結果は全く違い、現場でちゃんと使えるようになります。
実際に支援して成果が出た3社の事例
事例1:ブライダル事業のプライム上場企業
1社目は、ブライダル系の事業を行っているプライム上場企業です。約1か月で4つの作業の自動化を進めました。
・チケットの登録作業
・請求書の発行
・受付リストの作成
・CMSとの連携
試算ベースでは、年間で約900時間、コストにして約140万円相当の削減が見込める規模です。1か月でこのくらいまで進められます。
チケット登録や請求書発行は、地味だけれど毎日必ずやらなければいけない仕事です。1つ1つは手でやればいい程度の作業量でも、毎日何人もの人が少しずつやっていると、年間で足し算するととんでもない時間になります。そこをAIに渡せば、その時間を人にしかできない仕事に回せますし、その分の人件費も削減できます。ここが自動化の一番おいしいところです。
この会社では、自動化で空いた時間を、担当者がお客様と向き合う時間に変えることができました。削減した時間の使い道まで含めて意味があった事例です。
事例2:営業代行会社(年間約2,500時間・約440万円削減)
2社目は営業代行会社です。採用スカウトの自動化と、商談が終わった後の単純作業(社内共有フォーマットへの変換、お礼メール作成など)の自動化を進めました。
大量のスカウトを送り、商談も毎日たくさん行っている会社だったため、削減時間は年間で約2,500時間、金額にして約440万円ほどになりました。これも1〜2か月でこのくらいの成果が出ています。
具体的には、次のような仕組みを作りました。
・採用媒体から候補者一人ひとりに合わせた文章を自動で作って送る
・Zoomで商談した録画データをもとに、AIでお礼メールの下書きを作る
・社内共有のフォーマットに合わせて、Slackに自動で送信する
商談の後は、お礼メールを作り、議事録をまとめ、次のアクションを決めるといった地味な作業が続きます。熱が冷めないうちにやりたいのに、なかなか手が回らない。そこをAIで自動化したことで、営業担当が商談そのものに集中できる時間が大幅に増えました。これは時間削減だけでなく、受注率にも大きくつながる話です。
事例3:人材紹介会社
3社目は人材紹介会社です。スカウト周りのちょっとした業務、求人票の作成とアップロードの自動化、候補者との連絡の一次対応の自動化などを進めました。Lステップを使ってLINEで候補者とやり取りしていたため、Lステップとスプレッドシートの連携まわりの自動化も行いました。
業種が違っても本質は同じ
この3社は、業種も業態も規模もバラバラです。しかし、やっていることの本質は同じで、毎日発生している地味な作業を見つけ、そこに対してAIエージェントを開発してお渡しする、ということです。業種が違っても考え方は同じなので、貴社がどんな業界でも、必ずどこかで活かせるポイントがあるはずです。
「うちはそんな大企業じゃないから」と言われることもありますが、3社のうち1社はプライム上場企業で非常に大きい一方、他の2社は社員数10人〜20人程度の会社です。むしろ規模の小さい会社の方が手作業が残っていて、一人にかかる負荷が大きいケースが多いため、自動化のインパクトは大きい企業よりも大きくなる可能性があります。
共通して言えるのは、どれも魔法のような特別なことをしているわけではない、ということです。毎日発生している地味な作業や単純作業を見つけ、AIエージェントに渡していく。だからこそ、効果が時間とお金ではっきり見えます。
支援の流れ:毎週1つずつ自動化を持っていく
進め方は非常にシンプルです。
1. 初回のキックオフ面談(30分〜1時間)で、貴社のどの業務に課題があるかを洗い出す
2. 1か月目・2か月目に何をやるかを決めて、要件をまとめて開発に入る
3. 毎週1回の定例で、自動化したものを1つずつ持っていく
4. その週に実際に使ってもらい、フィードバックを改善して次の週の定例に持っていく
4週間あれば4つの作業の自動化を毎週デモでお持ちします。チャットでも随時連携しながら、貴社の業務に合わせたAIエージェントの開発を進めていきます。
丸投げで大丈夫、AIに詳しい必要はない
「うちの業務はこんな感じです」と実際に見せていただければ、どこが自動化できるのか、何が作れるのかはこちらで設計します。貴社側がAIに詳しい必要は全くありません。これから詳しくなっていってもらえれば十分です。
期間とスピード感
最初のキックオフでヒアリングした後、長くお待たせすることはありません。次の週には動くものをお持ちし、それを毎週繰り返していきます。スピード感を非常に大事にしているので、毎週必ず何かしらのアウトプットを持っていき、期間内にどんどん自動化を進めていきます。
株式会社Last Sceneが選ばれる4つの理由
1. 実際に使えるAIエージェントを提供する。ただの研修で終わることは100%ない
2. 導入から内製化まで一貫してサポートする。毎週のアウトプットと使ってもらってのフィードバックをひたすら繰り返すので、必ず業務で使えるものをお渡しできる
3. 現役のエンジニアが対応する。代表はもともとABEMAのエンジニアで、メンバーも優秀なエンジニアが多いため、「AIを知っている」だけとはレベルが違う
4. 契約期間が終わっても、AIに関することはLINEで永久に質問を受け付ける
特に4つ目が重要だと考えています。AIは入れて終わりだと、ちょっとつまずいた後に使われなくなってしまい、意味がなくなります。困った時にいつでも聞ける人がいる状態を作っておくことが定着の分かれ道です。
導入前によく聞かれる質問
セキュリティは大丈夫?
セキュリティを気にされる方は多いです。ローカルPCの他のファイルが削除されないようにするにはどう設定するか、パスワードやIDなどのシークレット情報がAIに読み込まれないようにするにはどうすればいいか、といった部分まで含めてお伝えします。
料金はいくら?
月30万円からです。どのくらいやりたいかによって料金は変わるので、「こういうことをやりたい」という相談ベースでもかまいません。お気軽にご連絡いただければお見積りをお出しします。
何を相談していいかわからない
これが一番多い質問ですが、全く問題ありません。何が課題で何を解決したいのかがはっきりしていない状態から一緒に整理していくのが弊社の仕事です。「きれいに課題をまとめてから来てください」ということは一切ありません。「なんとなく非効率な気がする」「これは自動化できそう」というふわっとした状態で持ってきていただければ、そこから一緒に何をやるかを決めていきます。
まとめ
・株式会社Last Sceneは、貴社専用のAIエージェントを開発し、内製化まで持っていく会社
・研修やツール紹介で終わることは一切ない
・支援事例では、年間で数百万円の人件費・経費削減ができたケースが多い
・特別なことではなく、毎日の単純作業の中から自動化できるものを見つけ出す
・AIを入れる前に、どの課題を解くかを見つける方が先。そこさえ見つかれば成果は後からついてくる
・最初から完璧な計画を立てる必要はない。ふわっとした状態で持ってきてもらえれば、「ここからやりましょう」「これは後で」を一緒に決めて進められる
AIを入れた会社と入れていない会社の差は、これからどんどん開いていきます。ただ、焦って大きく構える必要はありません。一つずつ自社のペースで進めていけば大丈夫です。
「うちには大した業務がない」と思っている会社ほど、話を聞いてみると自動化できることがゴロゴロ出てくるケースは珍しくありません。先ほどのプライム上場企業も、最初から大きく構えていたわけではなく、地味な4つの作業から始まって結果的に大きな削減につながりました。どんな作業があるのかを棚卸しするだけでも価値があるはずです。
現在、課題の棚卸しをする無料の面談を行っています。30分〜1時間ほどで、御社のどの作業をAIに任せるかを一緒に洗い出し、何を自動化するのが良さそうかをこちらから提案します。初回の面談では、実際に動いているデモをお見せすることも可能です。具体的な料金はヒアリングの上でご提案します。「うちもこういうものを作りたい」「どの業務を渡せるか相談したい」という方は、ぜひ元動画をご覧いただき、お気軽にお問い合わせください。
