ITエンジニアに資格は必要ない?現場で評価されるスキルとは?
「エンジニアとしてキャリアアップするために、まずは資格を取らなきゃ」と考えていませんか?
実は、その勉強があなたのキャリアにおいて「非効率」になっている可能性があります。
メガベンチャー出身のエンジニアとして、多くの現場を経験してきた視点から「エンジニアに資格は必要なのか?」という問いについて本音で解説します。
はじめに:エンジニアに資格の勉強は「非効率」?
結論から申し上げますと、私自身は資格を一つも持っていませんし、エンジニアが資格取得に膨大な時間を費やす優先順位は低いと考えています 。私の周りにいる優秀なエンジニアたちを見渡しても、資格を重視している人はそれほど多くありません。
もちろん、資格が全く無意味だとは言いません。しかし、もしあなたが「年収を上げたい」「より良い企業へ転職したい」と考えているのであれば、資格の勉強を今すぐやめて、もっと別のことに時間を使うべきかもしれません。
本記事では、なぜエンジニアにとって資格がそれほど評価されないのか、そして代わりに何に時間を使うべきなのかについて深掘りしていきます。
1. 現場で本当に評価されるのは「実績」と「手札の多さ」
私が新卒でメガベンチャーに入社した際も、その後独立してフリーランスとして業務委託案件を獲得してきた際も、資格の有無が合否を分けたことは一度もありませんでした。
実務で求められるのは「やりきる能力」
現場で最も重視されるのは、以下のポイントです。
- これまでの経歴: どのような環境で、どのようなポジションを担ってきたか。
- 実績: 具体的に何を作り、どのような課題を解決したか。
- 手札の多さ: 過去の経験から、目の前の課題に対してどれだけ柔軟な解決策を提示できるか。
AWSやGoogle Cloudなどの認定資格をコンプリートしている方もいますが、資格を持っているからといって現場で即戦力として活躍できる保証はありません 。結局のところ、現場で最後まで仕事をやりきれるかどうかがすべてなのです。
2. 資格取得よりも優先すべき「2つ」の時間の使い道
資格の勉強に充てている時間を、以下の2点に投資することで、エンジニアとしての価値は飛躍的に高まります。
① 現在のプロジェクトを深く理解し、結果を出す
最も重要なのは、今所属している現場の技術スタックやアーキテクチャを深く理解することです 。
- ソースコードを徹底的に読み込む: システムがどのように動いているのかを細部まで把握する 。
- 現場で成果を出す: そのプロジェクトにおいて欠かせない存在になることが、社内での昇給や、将来の職務経歴書における最強の武器になります。
② コーディングテスト対策(アルゴリズム学習)
もし、外資系企業や国内のメガベンチャー、有力なスタートアップへの転職を目指し、年収アップを狙っているのであれば、資格よりも「コーディングテスト対策」に時間を使うべきです 。
- LeetCodeなどを活用する: アルゴリズムの勉強を行い、コーディング面接を突破する力を養う方が、ダイレクトに年収アップに繋がります。
3. 資格との「正しい向き合い方」とは
ここまで「資格はいらない」と述べてきましたが、資格取得そのものが悪なわけではありません。大切なのは、「取得すること自体が目的になっていないか」という点です 。
ポジティブな資格取得の例
以下のような目的であれば、資格の勉強は非常に有効な手段となります。
- 体系的な知識の習得: 「ネットワークの基礎を学びたい」「セキュリティの全体像を把握したい」といった際、学習のロードマップとして資格を利用する。
- 社内制度の活用: 会社によっては「この資格を取れば報奨金が出る、または昇給する」という明確なルールがある場合。
- 自己学習の習慣化: 学習時間を確保し、研鑽を積む姿勢自体は非常にポジティブなものです。
資格はあくまで「手段」であり、目的は「現場で活かせる知識を身につけること」や「成果を出すこと」にあるべきです。
まとめ:目的を見失わずにキャリアを築こう
エンジニアのキャリアにおいて、資格が評価される現場もあれば、全く評価されない現場もあります。
しかし、より市場価値の高いエンジニアを目指すのであれば、「資格の有無」よりも「現場で何をしたか」という実効性が問われる場面の方が多いのが現実です。
まずは今の職場で圧倒的な成果を出すこと。そのために必要な知識を補う一つの手段として、必要に応じて資格を活用する。この順番を間違えないことが、効率的にキャリアアップしていくための鍵となります。
「資格を取ればなんとかなる」という幻想を捨て、実力主義の世界で戦える本質的なスキルを磨いていきましょう。
キャリアや転職についてお悩みですか? メガベンチャーやスタートアップでの経験をもとに、無料でキャリア相談に乗っています。年収を上げたい、今の環境を変えたいと考えている方は、お気軽に公式LINEからメッセージをいただければ幸いです。
キャリア相談・エンジニア募集はこちらから

お問い合わせ・無料お見積もり
各お問い合わせ、無料お見積りのご依頼は下記のフォームよりお願いします。
内容を確認の上、担当よりご連絡させていただきます。
