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AI時代に生き残るエンジニアの条件|淘汰される人との違い

202604/29
AIエンジニアメディア
2026年4月29日
AI時代に生き残るエンジニアの条件|淘汰される人との違い
目次

AI時代に「コードを書くだけ」のエンジニアが不要になる理由

「技術さえ知っていればいい時代は、もう終わりつつある」——そう語るのは、元サイバーエージェントで現在は自身のスタートアップでCTOを務める西銘さん。AIツールの進化によって、エンジニアに求められる役割は急速に変わってきています。

本記事では、AI時代に淘汰されるエンジニアと生き残るエンジニアの違いについて、現場で採用と開発の両方に立つ二人がリアルに語り合った内容をまとめました。これからのエンジニアキャリアを考えるうえで参考にしてみてください。

5年前と今で、エンジニアに求められるスキルはどう変わったか

5年ほど前であれば、エンジニアに求められるのはコーディングスキルが中心でした。要件定義や仕様書よりも、まずは「実装できること」「コードを正しく書けること」が評価されていた時代です。

しかし今は、降ってきたチケットを上から順番にこなしていくだけのスタイルでは厳しくなりつつあります。むしろ、与えられた仕様自体がエンジニア目線で適切なのかどうかまで提案できる、いわゆる「上流まで関われるプログラマー」が圧倒的に重宝されるようになっています。

二極化するエンジニアのキャリアパス

動画の中では、これからのエンジニアは大きく二極化するのではないかという話が出ました。

  • ビジネス寄りに振るエンジニア:要件定義・仕様策定・PdM/PMのような上流に関わり、ビジネスサイドとエンジニアサイドの橋渡し役になる人
  • 技術エキスパートとして尖るエンジニア:パフォーマンスチューニングや低レイヤーの技術、R&Dなどでとことん専門性を磨く人

後者は「研究開発レベルで技術と向き合いたい」という熱量が必要で、好きでないと続かない領域です。一方の前者は、エンジニアの知識を持ったまま事業や企画に踏み込んでいくため、人と話すのが好きな人やアイデアを考えるのが好きな人と相性が良いキャリアです。

どちらにも振り切れない人は「AIとの付き合い方」が鍵になる

とはいえ、ビジネスにそこまで興味があるわけでもないし、低レイヤーを極めたいわけでもない、というエンジニアも多いはずです。動画ではそういう人たちにこそ、AIとの付き合い方が肝になると語られています。

例えばClaude Codeのようなツールが出てきたことで、要件定義レベルの作業はかなりAIで賄えるようになってきました。一方で、技術的な設計や仕様への落とし込みは、まだ人間のエンジニアが価値を発揮できる領域として残っています。ここをうまくAIに任せながら、少ない工数で形にできるエンジニアは、これからも十分に活躍していけるという見立てです。

「開発ワークフローをAIで改善できる人」が組織に残る

もうひとつ重要なポイントが、開発ワークフロー自体をAIで改善していける人材です。要件定義から仕様書、実装、テストまでの一連の流れの中で、「ここはAIで自動化できる」「ここは工数削減できる」と提案して回せるエンジニアは、組織の中で強く重宝されます。

これはマネジメント層がやる仕事ではなく、現場のエンジニアが日々の開発の中から作っていくものです。組織に適応した開発ワークフローを設計できる人は、AIによって開発スピードが上がるほど、その価値が相対的に高まっていきます。

「手に職」「リモートワーク」だけを目的にすると単価が上がらない

動画の中では、エンジニアという職業そのものがなくなるとは思わない、という話もありました。手に職をつけてリモートワークでそこそこ働く、という生き方自体は今後も成立するでしょう。

ただし、給料や単価を上げていきたいのであれば、それだけでは厳しいというのが現実的なところです。フリーランス案件でも、リモート完結の仕事は徐々に減ってきており、出社ベースの常駐案件が増えてきている肌感もあります。「楽な働き方」だけを軸にしてしまうと、AI時代の単価交渉では不利になりやすいという視点は、押さえておきたいポイントです。

採用現場で重視されるのは「スキルよりコミュニケーション力」

もうひとつ強く語られていたのが、コミュニケーション力の重要性です。AIによって開発スピードが上がったぶん、その前後にあるコミュニケーションが詰まると、せっかくの開発速度が活きなくなります。

採用する側の立場から見ても、「スキルは後からどうにかなる」けれど、「人として一緒に働けるか」「相性が合うか」「ちゃんと喋れるか」は変えにくい部分です。実際、サイバーエージェント出身者にも、エンジニアでありながらコミュニケーションが得意な人が多かったという話もありました。

  • 企画担当者と適切に会話して、要件を技術に落とし込める
  • ふわっとした課題を、具体的な仕様や実装に翻訳できる
  • 営業や他職種出身でビジネス感覚も持っている

こうした「翻訳力」「対話力」を持ったエンジニアは、AIで開発が速くなった時代だからこそ、より重宝されるようになっています。

これからのエンジニアは「両方やる」が現実解

結局のところ、ビジネス寄りか技術エキスパートかどちらか一方ではなく、両方をある程度鍛えていく姿勢が、今のフェーズでは現実的な解になりそうです。

  • 技術力を伸ばしつつ、AIをうまく取り入れて開発フローを改善する
  • コミュニケーション力を磨き、上流の意思決定に関われるようにする
  • ふわっとした要件を具体に落とし込む経験を意識的に積む

AIツールはこれからますます強力になっていきます。だからこそ、プログラミングスキルだけでなく、その周辺にあるソフトスキルや上流の力を意識的に伸ばしていくことが、AI時代に淘汰されないエンジニアになるための一番の近道と言えそうです。

まとめ

  • 「コードを書くだけ」のエンジニアは、AIによって価値が下がっていく
  • これからのエンジニアは「ビジネス寄り」と「技術エキスパート」に二極化する
  • どちらにも振り切れない人は、AIを使った開発フロー改善で価値を出す
  • 手に職・リモートだけを目的にすると単価は伸びにくい
  • 採用現場ではスキル以上にコミュニケーション力と人間性が見られている
  • 結論:技術力とソフトスキル、両方を鍛えていくのがAI時代の生き残り戦略

キャリアの方向性に迷っているエンジニアの方は、ぜひ元動画もあわせてチェックしてみてください。

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