Claude Codeで1人経営|5役のAIに仕事を任せる方法
1人でも会社が回る時代が来ている
少し前にアメリカの大企業で何万人規模のレイオフがありました。あれは他人事ではなく、今まで人をたくさん雇わないと回らなかった仕事が、AIで普通に回るようになってきているということです。裏を返せば個人にとっては大きなチャンスで、社員を雇わなくても1人で会社を立ち上げて回せる時代が来ています。
人を雇うのは給料を払えば終わりではありません。採用にも教育にも時間とお金がかかり、合わなければお互いにしんどく、固定費としてのしかかり続けます。AIに仕事を任せる場合、その怖さが全くないのが一番大きい点です。
この記事では、秘書・採用・マーケ・エンジニア・営業の5役の仕事をClaude CodeのAIに任せて、1人でも会社が回る仕組みを、実際にやっていることをベースに紹介します。
大事なのはツール選びより「どの作業を任せるか」
AIというとすごいことをやらせないといけない気がしますが、実際に一番効くのは、地味で毎日繰り返している作業をAIに渡すことです。派手さはなくても、結局そこが一番時間とお金になって返ってきます。AI導入で一番大事なのはツール選びではなく、どの作業を任せるかを見つけることです。
組織構造:Claude Codeの中に5つの部門を作る
Claude Codeのプロジェクト内に、部門ごとのスクリプトやドキュメントを入れています。「組織構造」と打つと、社長(自分)→ COO(Claude)→ 秘書・採用・営業・マーケ・経営企画という構造が出てくる形にしていて、それぞれできることが分かれています。
採用:求人作成からスカウト送信まで
「Indeedで投稿する求人を作成して」と打つと、職種・雇用形態・経験年数のヒアリングを経て、Indeed専用フォーマットに沿った求人が生成されます。「Reactエンジニア、正社員、経験3年以上」と指定すると、会社情報・採用方針・過去にIndeedで出した求人のレポートをもとに、応募率が上がる戦略キーワードを自然に配置した求人が出来上がります。
オフィスや所定の情報など変わらない部分は固定で出し、変わる部分だけ生成。OKを出せばCSV生成→スプレッドシートへのアップロード→DB保存まで一気に実行されます。他にも「Greenでスカウトを送信しておいて」でスカウト送信も自動化しています。求人を何本も作り、スカウトを1日100件送るのは人がやると大変ですが、これを完全に手が空いた状態で回せます。
営業:リスト作成から個別文面の送信まで
営業では、リード獲得、アポ確定後の日程調整、商談後のフォローアップメール作成、CRM連携などを自動化しています。デモでは営業リストを100件作成させ、各企業のホームページや事業内容をもとに1社ごとの個別文面を生成、その後に問い合わせフォームやメールへ順に送信していく流れを実演しました。
マーケ:YouTube動画をホームページに自動記事化
「YouTubeで一番最近の動画をホームページに投稿しておいて」と打つと、チャンネルの最新動画を見つけて文字起こしし、SEOを意識した記事の形に整えて、WordPressに下書き投稿までしてくれます。あとはアイキャッチ画像を追加すればそのまま公開できる状態です。文字起こしをどこかに投げて、記事っぽく整えて、管理画面からコピペ投稿する、という面倒な作業が丸ごとなくなりました。ほかにも商談の内容をXの投稿ネタにするといった使い方もしています。
秘書:日程調整とカレンダー登録
毎日大量に来る日程調整の連絡には秘書役を使います。「来週で面接できる枠を出して」と打つと、Googleカレンダーを読んで1時間枠の空き候補を出してくれます。「来週18日の10時から鈴木さんと面接を入れて」と打てば、カレンダー登録からMeetのURL発行までやってくれるので、そのURLを相手に送るだけ。メールアドレスが分かれば参加者への通知も自動です。
エンジニア:プランモードとモデルの使い分け
開発では、モデルは基本Opusで問題ありません。何か作るときは、まずプランモード(MacならShift+Tabで切り替え)で設計方針を確認してから実行に移ります。
トークン消費の節約術として、プランモードはOpusで行い、実装に入ったらSonnetに切り替える方法があります。Opusは優秀な分トークン消費が速いので、設計と実装でモデルを使い分けると消費を抑えられます。
まとめ:AIを入れること自体を目的にしない
今日紹介した5役は、どれも今まで人を雇わないとできなかった仕事です。それがAIで回るので、1人でも会社が回ります。ただし、AIを入れること自体が目的ではなく、自分の仕事の中でどの作業をAIに渡すか、課題を見つけることが一番大事です。そこさえ間違えなければAIは本当によく働いてくれますし、浮いた時間で早く帰ればいい。作業を減らして、人にしかできないことに時間を使う。それがAIに仕事を任せる本当の意味だと思っています。
一度に全部作るのは無理なので、まずは一番しんどい作業を1個だけAIに渡すところから始めてみてください。やってみたら「もっと早くやっておけばよかった」と必ずなるはずです。
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