Codexの新機能Record&ReplayでPC作業を自動化する方法
Codexに新機能「Record&Replay」が登場
OpenAIのコーディングエージェント「Codex」に、新しく「Record&Replay(レコード&リプレイ)」という機能が追加されました。今回はこの機能を実際に使いながら、どんなことができるのかを解説していきます。
ざっくり概要を説明すると、Record&Replayというプラグインを使ってPC上で自分の作業を録画すると、それがそのまま「スキル」になり、後からCodexで簡単に呼び出せるようになる、という機能です。これをComputer Use(コンピュータ操作)と組み合わせることで、PC上のほとんどの作業をCodex経由で自動実行できるようになります。
Record&Replayで自動化できること
公式ドキュメントには、活用例として次のような作業が挙げられています。
- 経費の申請
- 駐車場の予約
- 課題(タスク)の作成
- YouTube動画の公開などの定型作業
これがかなり画期的なポイントです。これまでバックオフィスのサポート業務やマニュアル作成にかけていた手間を、「実際に作業しているところを録画してCodexに見せるだけ」で再現できるようになります。人に教えたりマニュアルを作ったりする必要がないので、圧倒的に楽になります。
使い方の流れ
基本的な手順はとてもシンプルです。
- プラグインを開き、「Record」と検索してRecord&Replayスキルをインストールする
- Codexに目標と具体的な入力内容を伝える
- 録画リクエストが表示されたら承認する
- 自動化したい作業を実際に行う
- 作業が終わったら録画を停止する
公式の「良い録画のためのヒント」では、録画は短く完結した単純作業にすること、録画前にCodexへ目標と具体的な入力内容を伝えておくこと、実際の現実的な入力値を使うことが推奨されています。デフォルト値や意思決定のポイントなど細かい調整はこちらで指定する必要がありますが、土台の部分はCodexがほぼ自動で組み立ててくれます。
実演:Xの投稿をリポストする作業を自動化
実際にCodexで試してみます。今回はX(旧Twitter)で「プロフィールに移動 → お気に入りを開く → 一番上の投稿をリポストする」という一連の操作を録画してみました。
録画を許可するとPCの画面キャプチャが開始され、上限は30分以内の動画とのことです。一連の作業を行ってキャプチャを停止すると、Codexが録画内容を解析し、自動でスキルを生成してくれます。生成されたスキルを確認すると、「Xをクローンで開く → プロフィールへ移動 → お気に入りを開く → 1枚目をリポストする」という、実際に行った操作がそのまま正確に記録されていました。
このスキルを呼び出してプロンプトで指示を出すと、Codexが新しいタブでブラウザを操作し、指定した投稿をリポストしてくれました。2番目の投稿についても同様に、問題なくリポストが完了しています。
実際のブラウザを使うのでログイン不要
この仕組みの大きな利点は、Codexが実際のChromeを操作している点です。既存のログインセッションがそのまま残っているため、わざわざログイン操作をやり直す必要がありません。Codexはもともとブラウザ操作やMac自体の操作に強みがあり、今回のRecord&Replayもその延長線上にある機能と言えます。
まとめ:面倒な定型作業はCodexに任せる時代へ
Record&Replayを使えば、自分が一度作業しているところを見せるだけで、Codexがスキルを生成し、Computer Useで繰り返し自動実行してくれます。クラウドソーシングなどで外注していた簡単な作業や、毎日発生する面倒な定型業務こそ、この機能で自動化する価値が大きいでしょう。無駄なコストを削減できるので、心当たりのある作業はぜひ一度試してみてください。
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